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いぎなり東北産が行く!
介護士さんが働く現場レポート
Vol.5

いぎなり東北産 吉瀬真珠さんが突撃!

いぎなり東北産 吉瀬真珠さんが突撃!

あたたかい雰囲気が
利用者さんの安心感に。
そんな介護の現場に行ってきました!

高3で介護福祉士資格を取得

吉瀬さん
初めまして。いぎなり東北産の吉瀬真珠です。介護士のお仕事についていろいろお話を聞かせてください。今日はよろしくお願いします。
平塚さん
初めまして。介護老人保健施設なかだの平塚陽菜です。よろしくお願いします。
吉瀬さん
平塚さんは高校3年生の時に介護福祉士の国家資格を取得したんですね!
平塚さん
卒業した高校は、実習なども行うことができ、国家資格取得に向けてサポートしてくれる体制でした。専門学校や大学卒業後、実務経験を積んだ後に取得する方が多いので、すごく近道だったと思います。
吉瀬さん
高校を選んだのは、介護職に就きたかったからですか?
平塚さん
入学するときにははっきり決めていませんでしたが、もともと人と関わる仕事がしたいと思っていたんです。福祉科では介護福祉士のほかに、看護師、保育士を目指すことができ、実習を経験して介護士に決めました。
吉瀬さん
介護福祉士を目指そうと思った理由はどんなことですか?
平塚さん
実習中、認知症を患っていても名前を覚えてくれたり、面と向かって「ありがとう」と言ってくれることがうれしく、楽しく過ごすことができました。楽しいと思える仕事に就くことはいいことだなと思って決めました。

インタビューの様子

仕事の内容

吉瀬さん
就職先はどのように選んだのですか?
平塚さん
実はこの施設の看護師さんが、高校に教えに来てくれていました。その方の教え方や対応が丁寧で分かりやすくて。きっと働いている施設も良いところだろうと思えたことや、先生からの勧めもあって、こちらの施設に決めました。
吉瀬さん
実際働いてみてどうですか?
平塚さん
3月で丸3年になりますが、職場の雰囲気がすごくいいです。最初の1年間は指導者がついてくれて、1カ月に一度目標を決めてサポートしてくれました。相談をするとじっくり丁寧に教えてくれるのはもちろん、心の面でも支えてくれるので安心感がありました。今でも先輩たちは、分からないことを聞いても優しく教えてくれて、全体的にあたたかい雰囲気です。
吉瀬さん
いい環境ですね。
平塚さん
はい、このあたたかい雰囲気は利用者様の安心感にもつながっていると思います。
吉瀬さん
同僚の方たちとの関係はどんな感じですか?
平塚さん
同じ高校の先輩や後輩がいますし、休み時間は仕事と関係のない話で盛り上がったりする感じで、とてもいい雰囲気です。
吉瀬さん
仕事の内容を教えてもらえますか?
平塚さん
勤務形態は、早番、日勤、遅番、夜勤の4つがあり、今日は遅番の日なんですが、飲み物の提供、昼食の介助、トイレの介助、おやつの提供、レクリエーション、夕食の介助などを行います。
吉瀬さん
レクリエーションはどんなことをするんですか?
平塚さん
頭と体の体操をします。しりとりや連想ゲームをしたり、ラジオ体操や手の運動をしたり。日曜には映画鑑賞もするんですよ。
吉瀬さん
皆さん楽しみながらこちらで過ごしているんですね。
利用者様とのコミュニケーションをするときの、平塚さんの仕事のこだわりはありますか?
平塚さん
目線を合わせて、座って話すことですね。後ろから話しかけるとわかりづらいですし、突然話しかけると驚く方もいるので、きちんと向き合って、少し触ってから話しかけることにしています。
吉瀬さん
平塚さんの言葉はとても聞き取りやすいですし、目を合わせて話してくれるのでこちらもうれしい気持ちになります。きっと利用者さんも同じ気持ちだと思います。
平塚さん
ありがとうございます!

平塚さん、吉瀬さん、2人の利用者さんと笑顔の写真

現在と出産後の勤務体制

吉瀬さん
お休みはどのぐらいありますか?
平塚さん
シフト制なので2~3日に1日は休みがあります。平日休みが多く、どこに行っても空いているので買物も遊びに行くのもとても楽です。
吉瀬さん
平日のお休みっていいですね。どんなことをして過ごしていますか?
平塚さん
掃除などを済ませた後は、動画を見たり、マンガを読んだりゆっくり過ごすことが多いですね。希望を出せば週末休みを取ったり、連休を取ることもできるので、夫と休みを合わせて旅行に行ったりしています。
吉瀬さん
お休みの希望が出せるのは助かりますね。
平塚さん
現在妊娠中で6月に出産予定なのですが、産休・育休はもちろん、復帰後も勤務時間を考慮してもらえるので、子育てしながら働ける環境です。
吉瀬さん
それは女性にとってとてもいい環境ですね。

平塚さんと吉瀬さんのインタビューの様子

やりがいと目標

吉瀬さん
仕事をしていてどんなことにやりがいを感じていますか?
平塚さん
利用者さんから「あなたは明日、出勤するの?」と聞かれてそうだよと答えると、「ああよかった。あなたと会いたかったの」「あなたがいい」と言われることがうれしく、それがやりがいになっていると思います。優しく接すると、優しさで返ってくるところが、この仕事のやりがいだと思います。
吉瀬さん
それは信頼されていることが感じられる言葉ですね。
吉瀬さん
今後の目標を教えてください。
平塚さん
利用者様にも、職員からも頼られ、安心してもらえるようになることが目標です。
実は1年目のとき、利用者様の最期を看取る場面であたふたしてしまい、スムーズにできなかった苦い経験があります。経験がないことを言い訳にせず、きちんと準備をしておくことの大切さを身に染みて感じました。
吉瀬さん
そんなことがあったのですね。
平塚さん
はい。ですので、今後は職場の研修会や勉強会はもちろん、外部の研修にも参加して、しっかり知識を広げていきたいと思っています。そしていつかは、「平塚さんなら大丈夫」と言ってもらえる職員になりたいです。
吉瀬さん
強い気持ちが伝わってきます。
今日はお話を聞かせていただきありがとうございました。
吉瀬さん
ありがとうございました。

平塚さんと吉瀬さん

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