【 コミュニケーションを支援 】
- はじめまして。いぎなり東北産の葉月結菜です。
今日はこちらのセンターの支援内容など、いろいろお聞きしていきますのでよろしくお願いします。
- よろしくお願いします。
- まず初めにこちらの支援内容を教えてください。
- 重度の障害のある方々にコミュニケーション機器を紹介し、使っていただくことで、生活の質を高める支援をしています。利用者さんのうち、約50%をALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんが占めていますが、「ALS」を聞いたことがありますか?
- いえ、初めて聞きました。どんな病気なのですか?
- 難病に指定されていて、発症すると2~4年程度で全身の筋肉が動かなくなり、呼吸も難しくなる病気です。60代前後での発症が多いのですが、延命を希望して70~80代まで過ごす方もいます。その闘病中の方々に、コミュニケーション機器や意思伝達装置など、生活を手助けする機器を紹介しています。
- 病気についても、患者さんたちに必要な機器があることも、初めて知りました。とても大事な仕事ですね。スタッフの皆さんは病院や施設に行ってご紹介しているんですか?
- そうですね、病院や施設にも行くことはありますが、80%以上はご自宅になります。
- 何人ぐらいでどれぐらいの場所に伺うんですか?
- 現在、訪問をしているのは私も含めて3名のスタッフで、年間600~700回ほどさまざまな お宅を伺います。それ以外に、非常勤のものづくり担当が1名と言語聴覚士1名がおり、常時4~5人体制で運営しています。